2006年12月19日

ヒューストンの眼の治療

以前から徐々に目が白くなりつつあったヒューストンですが、
10月から急に白さが増しました。

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家の中では物にぶつかることもなく上手に歩いています。私のところに「抱っこ」と言
って手を椅子にかけたりもしています。

でも、
●とても注意深く水入れに顔を近づける。
●お散歩時、他所の犬の気配をとても怖がり吠える。
ことから、もしかして全然見えていないのでは?と思うようになりました。

オヤツを床に置いてみましたら、
明らかに視覚ではなく嗅覚で見つけていました。
指を目の前で左右に振っても目は一点を見つめたままです。

そこで、かかりつけの獣医さんで診て頂きました。

ヒューストンの"生活の質"を維持するために、手術をして見えるようになるのであれば積極的に治療したい」という私達夫婦の考えを話し、眼科専門医への紹介状を書いて頂きました。

つい先日、予約していた眼科の診察を受けてきました。

検査結果
瞳孔の対光反射  右眼   左眼
(直接)      +    +
(間接)      +    +
眼圧        Normal  Normal
STT         Normal Normal (※水分量)
BCS         3 (※1は痩せすぎ、5は太りすぎ ヒュー坊は3だから標準)

軽度の毛様充血。
斑状白濁部分が散在。
水晶体には断片的混濁。

診断は、『成熟白内障』。

推定10歳齢で老齢の白内障であるため、網膜機能検査(網膜電図検査)を行い、白内障手術が可能であるかどうかを決定するとのこと。

この検査は麻酔下で行うため、改めて予約をとることに。

あわせて血液検査もしましたが、異常なし。
実は、非常に急激に白くなったので糖尿病のことが頭の中をちらついていたのですが、
血糖値も含めて異常なしで、ホッ。

この日は、今の軽度毛様充血を治療するために点眼薬(二フラン:非ステロイド系抗炎症点眼薬)と網膜機能をサポートするためのサプリメントをいただいて帰ることに。

しかーし。
怖がりヒュー坊。目薬が怖くて仕方ありません。
「てやんでぇ、おいらの目に一体何を入れるんでぇ」
すごい形相をしながら全身とお口を使って必死の抵抗をします。

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(写真は単にあくびをしているところ)

そっとしてもダメ〜。
カラーつけてもダメ〜。目薬が目じゃなくてお口に入ってます〜。
噛まれても平気なように皮の手袋をつけて試みてもまたまた目薬が入ったのはお口〜。

何よりかにより、必死の抵抗自体がヒュー坊のかなりのストレスになっているようで、点眼の試みの後は完全に憔悴していじけてしまっています。しかも、「またされるかも」という疑いの気持ちでビクビクしているのです。

数日続けてみましたが、この毛様充血の治療は点眼ではなく内服薬を選択することにしました。

もう一つの重大な決断は、手術を諦めたということです。

術後はずっと点眼が日課になります

私達はヒューストンの「生活の質」を維持するために眼の手術をしようと考えました。
でも、視力の代償にヒュー坊が怖くて嫌な点眼を生涯、毎日続けなければならないのだとしたら、ヒュー坊はきっと「見えなくてもいいから点眼はやめて欲しい」「ストレスのない老後を過ごしたい」と言うと思ったのです。

点眼に対する本人の拒絶の度合いが並外れて高い、術後の点眼は短期的なものではなく生涯に渡るものであるということから、「本人のQOL」を軸に考えての決断でした。

これが、他の子であれば、「はい、ちょっと我〜慢」と言って点眼できるくらいの「イヤイヤ」さなので、手術に踏み切っていたと思います。

生活の質」という視点で疾病治療を考えてくださり、今回のような時にも「こういうことは犬の性格による」とおっしゃってくださるかかりつけの先生に私は信頼を寄せています。
大学病院、開業医にかかわらず専門医を紹介してくださる誠意にも感謝しています。

また、「点眼ができない子であれば、手術を前提としたERG検査をしても無駄になりますから」と言って下さった眼科の先生にも感謝しています。

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家家の中をもう一度見直して、バリアフリーになっているかを確認しました。
四葉お散歩は、物にぶつかりようのない広いところに行くようにしています。広いところだと安心してテケテケ走ったりしているのです四葉

ただ、白内障が誘発するブドウ膜炎にならないよう、定期的に眼科健診目は受けさせて、炎症が見られたら早いうちに治療しようと思いますくすり。(※ブドウ膜炎は放uしているとブドウ膜炎誘発性の緑内障になる可能性があるため)

…ということで、「視力を戻してあげたい」という私達の希望は叶いませんでしたが、これからもヒュー坊が安心して黄金のシニアライフを過ごせるように工夫してあげたいと思っています。ヒュー坊の眼のことを気にかけてくださった皆様、ありがとうございました。ハートたち(複数ハート)

ニックネーム うーちゃんママ at 22:06| Comment(11) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ヒューストン君の眼の事、残念でしたね。我が家の先住犬のヤヤは先天性緑内障でしたから手術も何も間に合わず、あっという間に失明してしまい、悔やまれて悔やまれてなりませんでした。加齢によるヒューストン君とは違いますが、私もヒュー君の眼が気になっていました。でも、人間が思うほど、犬は不自由とも悲しくとも思っていない、と医院の先生に慰められました。
実際、ヤヤも散歩仲間の皆さんに、「見えてるんじゃないの?」と不思議な顔をされるのもたびたびでした。それから「犬は嗅覚が命、つぎに聴覚、又何といっても飼い主さんの愛情があれば!」ともいわれました。眼が見えていたときの記憶があるので、家中一切動かさず、失明してから、不自由さも感じさせずに5年間過ごしました。ヒューストン君も、うーちゃんママさんのご家族でいられるだけで幸せなのよね!!
Posted by エミリーのばば母 at 2006年12月19日 23:05
いつも読んでいますよ
今日は特に嬉しくて
書き込んでしまいました(笑)

動物達に代わって 心から お礼を言います。【今年も 大きな優しさをありがとう!】 感謝江一杯です。

私も 私の家族も
動物達の力になろうと
微力ながら 頑張っていますが、
積極的な貴女の行動力には脱帽です!

貴女は、永遠に私の自慢の教え子です!!

貴方のブログを 私のブログにリンクするのはどうでしょう?

きっと 貴方の愛に
賛同してくれる人たちは
大勢増えてくれると信じています

しかも教育の場です
これからの日本を担ってくれる若者が大勢です。これから家庭を持っていく若者が大勢ですから・・・

この場をもっと広くしたいのですが??
ちなみに 私のブログは御存知??
Posted by マリセンセ at 2006年12月19日 23:15
ヒューちゃんのこと、人ごとではなく読ませて頂きました。実は、ドナも5歳くらいから少しずつ白内障になってきているので、きっと近い将来見えづらくなる日が来ると思うのです。でも、ヒューちゃんと同じようにドナも全く点眼ができません。目薬半分以上、目以外の所へ・・・・。ドナももともとお口が出るタイプだったので、あまりの恐怖でついついお口が・・。噛んでしまったあと、「イケナイことしてしまった・・」とガタガタ震えてしまいます。やはり、ストレスが心配で途中でやめた経緯があります。
たとえヒューちゃんの目が見えなくても、よく聞こえるお耳、嗅ぎ分けるお鼻、気配を感じ取る感覚がありますし、何よりヒューちゃんの代わりに見てくれるパパとママがいますもの。これからも今まで通り安心して暮らせますね。
ヒューちゃんのことを第一に考えての勇気あるご決断、なかなか出来るものではありません。ヒューちゃんがこれからも元気に過ごせますように。
Posted by ラビペン at 2006年12月20日 11:58
エミリーのばば母様♪
こんばんわ。ヒューストンのこと、ご心配くださって本当にありがとうございます。
元々用心深い性格なこともあり、ヒュー坊なりにピキーンとアンテナを張って、上手に動いています(^-^)
ヤヤちゃんはお外でもお散歩仲間の皆さんに「見えてるのでは?」と不思議がられるくらいに自然に動けていたのですね。全幅の信頼を寄せている大好きな母さんが見守ってくれていることが分かっていたから、安心して暮らせたヤヤちゃん。ヤヤちゃんはとっても幸せなワンちゃん。お家で見せてくださったアルバムのヤヤちゃんの優しい穏やかなお顔をまた思い出して微笑んでいます。
Posted by うーちゃんママ at 2006年12月20日 18:22
マリセンセ様、
先生、あたたかいメッセージをありがとうございました。ブログ、見ていただけてとても嬉しいです。
私は先生の教え子でとても幸運でした。「あんなぁ、先生が今日、こんな言うたはった。あんな言うたはった」と嬉々としながら母によく話したものです。
多感な高校生だった私が希望と優しさできらきら輝く先生から受けたあの頃の感動は私の中でずっと生き続けて、いつも大きな力になっています。本当にありがとうございます。
リンクしていただると大変有難いです。少〜しだけメッセージを込めながら我が家の日常を綴っただけのブログですけれど、若者の心に響く何かがあると嬉しく思います。どうぞ宜しくお願いいたします。(先生のブログのURLを存じ上げていないのです…)
Posted by うーちゃんママ at 2006年12月20日 18:41
ラビペン様
こんばんわ。ヒュー坊にあたたかいメッセージありがとうございます。
ドナちゃんも少し白くなってきているのですね。目にいいサプリを眼科の先生が紹介してくださいましたので、今度お会いする時に「これです〜」とお見せしますね。食餌と混ぜたら全然気にしないで食べています。5キロ以下の子は一日一個でOK。網膜機能のサポート、抗酸化作用もあるそうです。
みんなの笑顔が宝物ですね♪
Posted by うーちゃんママ at 2006年12月20日 18:49
ヒュー君、目が見えることよりも、ゆったりとした時間が日々流れていくほうが幸せいっぱいだろうな・・・って、私も思いました。ストレスと言うのは本当に色んなことの要因ですものね。
数ヶ月前、クリンも目が白くなって進行を遅らせる目薬を処方してもらいました。ところが、目薬が『恐怖』のようで、させたとしても尻尾が下がって隅っこに行ってしまいました。
パパは、クリンの目が少しでも長い間よく見えるように・・・と、薬を処方していただくことに積極的だったのですが、私から様子を話し、目薬をやめました。
まだまだ薄ーく白さが感じられる?程度なので日々、チェックをしていただいていこうと思っています。
うーちゃんママさんの先生のお言葉、とってもとっても心に響きました♪前にお話うかがった先生でしょうか?
私の心もホッとあったかくなりました♪
Posted by まりにゃん at 2006年12月20日 20:18
早速のお返事ありがとう
貴女のブログを見ない日はありませんよ
センセのブログです
『センセのひとりごと』
是非読んでください
もう1年以上になりますよ
http://blog.livedoor.jp/mari19470430/
Posted by マリセンセ at 2006年12月21日 10:05
まりにゃん様
こんばんわ。
クリンたんもうっすら白くなってきたのですね。カレンも白くなっていて病院で「白内障ですね〜」と言われてましたが、最近、進行が止まっているような気がするのです〜。私がそう思うだけでなくて健康診断で指摘されることもなくなったのです〜。心臓用に毎日飲んでいるサプリが何か作用しているのでしょうか?? これは『謎』です。

なんでも聞いたところによると、紫外線による活性酸素の攻撃は皮膚病や眼病の原因のひとつならしいです。ヒュー坊が処方して頂いたサプリは白内障の予防や改善、心臓病予防などの作用があるといわれているそうです〜。今度、写真撮ってみますね
(^▽^)
Posted by うーちゃんママ at 2006年12月21日 18:05
マリセンセ様、
先生、ブログを拝見いたしました!
ハッピーハッピーのこと、紹介してくださって、ありがとうございます。
先生のブログ、やはりパワフルですね!ポジティブなパワーをバンバン感じます。

「夢を持つこと」そして「夢は叶えるものであること」 当時16歳の私が先生の生き方から確信を持って感じ取ったメッセージです。

「できるぅ思てやってみぃ」
少女〜お姉さん〜おばちゃん〜そしてお婆ちゃんになっても自分にそう言っていたいです。
Posted by うーちゃんママ at 2006年12月21日 18:20
あんがとさん(笑)
Posted by マリセンセ at 2006年12月21日 23:49